燃費の悪い体質=基礎代謝量が高い=肥りにくい体質
具体的に数字を出して例えてみます。
Aさんの基礎代謝量は、1500kcal
Bさんの基礎代謝量は、1200kcal
(両者の身長・体重は同じとします)
Aさんも、Bさんも、全く同じ内容、同じ量の食事を
1日、1500kcal分、食べます。
1週間後・・・・
それぞれ次の式に当てはめてみます。
(食事ー基礎代謝量)×7日間
Aさん (1500kcal - 1500kcal )× 7 = 0kcal
Bさん (1500kcal - 1200kcal )× 7 = 2100kcal
基礎代謝量だけ見ても
同じカロリーの食事をしても
1日300kcal、1週間で2100kcalもの違いが出てきます。
Aさんは1週間まったく動かなくても体重の増減はありませんが
Bさんは1週間まったく動かなければ、
2100kcalも余分にカロリーを摂取することになり
その分、脂肪として体に蓄積されることになります。
ということは、
現在の体重を維持しようと思えば
Bさんは、1日300kcal分の食事を減らすか
1日300kcal分、運動をしなければならない事になります。
一方、基礎代謝量の高いAさんは何もしなくても良いと言うことになります。
このように基礎代謝量を高めることこそが
肥りにくい体質になると言うことになります。
次回は、ちょっと基礎代謝量からは離れて
「ダイエットの勘違い」についてお話しします。